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7月19日、深緑の三段峡を散策しました。
一つとして同じ表情のない渓谷 それが三段峡です。ここを歩く魅力は 眼前に次から次へと現れる 自然の美しさです。
三段峡入り口から黒淵にかけては 散策前半のハイライトです。ここが三段峡では一番美しいという人もいるほどです。
恐ろしいほどの急流が突然と淵を成し 先ほどまで荒れ狂っているように見えた水が 鏡のように静まります。その淵も一様ではなく 深い碧だったかと思うと 川底の砂を映して眩く輝いたりと 三段峡のどの瀬・淵をとっても飽きることがありません。
峡内で一番長い「長淵」の長さ約100m続くエメラルドグリーン 「竜の口」のまさに竜が天に昇るような激流 名前の由来を疑うほどに澄んで穏やかな「黒淵」 その他にも「姉妹滝」「赤滝」「夫婦淵」「石樋」・・・・ 名前を読み目の前の光景と比べると昔の人も同じように感じ同じように考えたに違いないと思えます。
黒淵には、渡船(大人−往復500円 片道300円/小人−往復400円 片道250円)があり、昔ながら(?)の鐘を鳴らして船を呼びます。歩いて迂回するコースもありますが 船で渡る黒淵は最高です。休憩もかねて船の利用をお勧めします。
黒淵から奥の二段滝 三段滝を目指し、小一時間歩くと休憩所のある出会い橋です。生憎とこの日は三段滝への道が工事中で通れませんでした。気を取り直し二段滝へと向かいます。黒淵の茶店のおじさんに「二段滝のほうが私は好きです」と慰めるように声をかけられたのを思い出します。ところが間違ってました。おじさんの言うとおりです。「猿飛から二段滝」 この秘境といってもおかしくない光景は 三段峡の最高のスペクタクルです。岩壁にはさまれた細い水路(猿飛の名前の由来は水路をはさむ岸壁を猿が飛んで行き交ったということにあるようです)を抜けると滝の音が聞こえてきます。船を降りほんの少し歩を進めると目の前が開け 二段滝が現れます。この滝の美しさはとても書き表せません。滝つぼを渡る風を頬に感じながら 無言でやすみなく水が落ちる様に見入ります。「一体何時の頃からこうして水を落としているのだろう?」ずーっとずーっと前からこの滝はこのようだったと思うと胸が熱くなります。
来た道を戻りながら 高校生の頃読んだ「方丈記」の一節を思い出してました。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとゞまりたるためしなし。」
渓谷を渡る風は涼しく夏のハイキングには最高です。そして秋の紅葉はさらに見事です。三段峡は見逃せません。
三段峡写真集
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三段峡散策マップ
三段峡マップ散策コース 【交通】
広島バスセンターから三段峡行終点下車
マイカーの場合は、戸河内ICから国道191で益田方面へ約8km
【附帯施設】
三段峡正面入口から出合橋行の定期マイクロバスあり。
マイクロバス運航日
※4月第4土曜日から10月21日までの土日祝日運行
※上記期間内の8月13日から16日までのお盆の間
※10月22日から11月の勤労感謝の日まで毎日運行
定期マイクロバス時刻表(料金:片道700円)
三段峡正面入口発 9:40 出合橋(水梨)着 10:10
出合橋(水梨)発 14:00 三段峡駅前着 14:30

※2005年現在の情報です。